夜会話 リューグ Disc 1<情報:サモナイ2TOP

輪投げの達人。(何

Disc 1 Disc 2
トリスのものはリュトリ同盟のところに載っています。

三話 再会と別れ
 あいつがアメルを置いていくなんてな とても信じられねえぜ
 うん、俺はてっきり アメルも連れていくのかと思ってた
 はッ!自分一人よりテメエらに任せといたほうが、安全だって考えたんだろうよ
 あの野郎の、そういう妙に冷静なところが 俺は気にくわねぇんだ
 でも、俺たちは戦いを避けないってロッカに言ったんだぜ?
 戦うのは構わないが アメルのことは絶対に守れっていうのさ
 ったく、厄介な課題を置いてきやがって
 とっととジジイを見つけて戻ってこい バカ兄貴が・・・

口ではああ言ってても やっぱり兄弟なんだな 二人は・・・

四話 小さな召喚師
 ネスティの野郎が 腹立てるのも当然だな
 テメエもアメルも つくづく危機感ってものがねぇんだからな
 うう・・・ 悪かったよ・・・
 だがまあ、これは これで別に構わねぇか
 え?
 ニブい野郎だな?
 あのガキの面倒を見るのに夢中になってりゃ アメルの気も すこしは紛れるだろうがよ
 ああ、そっか・・・
 アイツは俺たち三人の中で、末っ子みたいに扱われてたせいかよ
 やたらと他人の世話を焼きたがるのさ 年下に対しては特にな
 聖女にされちまってからは、そういう機会も減ってたからな
 とりあえずは、好きにさせておくさ・・・

アメルは、ミニスを 妹みたいに思ってるのかも しれないな・・・

五話 はかなき平穏
 結局、リューグが心配していたとおりの状況になっちまったな
 まあな・・・
 けどさ、なんとか無事に 帰ってこれたんだし
 これはこれでよかったんじゃないのかな
 そうじゃねぇよ マグナ
 俺たちが無事に 帰ってこれたんじゃねぇ
 あのルヴァイドって野郎がな、俺たちを無事に「帰した」ってのが本当だ
 ハッ! 見逃してもらったんだよッ!?
 忌々しいがな・・・ それを認めなけりゃあ 俺たちは今頃、ここにはいられねえ・・・
 リューグ・・・
 ナメられたんだよ 俺たちは、あの野郎に
 今でなくても、本気を出せば アメルを奪えると思ってやがる
 許せねえ・・・ 絶対に、許せねぇッ!
 後悔させてやる・・・ 俺に時間を与えたってことをな・・・!

見逃してもらった、か たしかに、リューグの言うとおりなのかもしれないな・・・

六話 彼女の決意
 やったな、リューグ 黒騎士に一撃あびせるなんて!
 ・・・・・・
 あれだけ毎日、練習してたもんな・・・
 当たり前といえば 当たり前かな?
 ハッ! なにが当たり前だよ?
 俺はあいつを殺す気で 向かっていったんだ
 それがどうだ? カブトひとつを弾いただけで、傷ひとつさえつけられねェ!!
 でも・・・
 ぶっ倒さなけりゃあ 意味ねェんだよ・・・
 じゃなきゃ、俺のやってることなんて なんの意味もねェ!!
 意味ねェんだよ・・・
 リューグ・・・

リューグのしようとしていることは 本当にただの復讐なんだろうか?

七話 波乱の港
 今日のことは、まず ヤツらの耳に入るだろうな・・・
 ああ、あれだけ 派手に立ち回ったから間違いないと思う
 疑われる前に、早く 出発しないとな
 ああ・・・ 連中の餌食になるのは 俺たちの村ひとつでたくさんだ
 あんな光景は二度と見たくねぇよ 俺は・・・

俺たちの事情で あの人たちに迷惑はかけられないもんな

八話 屍人の砦
 あのガレアノって野郎 たぶん、生きてるぜ
 そんなバカな!? だって、レナードさんの銃は命中したし
 あんなに高い砦から 真っ逆さまに落下して 無事なはずが・・・
 だが、死体は無かった
 それは・・・
 それだけじゃねえ アメルの身体から光が放たれた時にな
 あの野郎、死体と同じように苦しみやがった 俺たちはなんともねえのにな・・・
 それじゃ、リューグは ガレアノが人間じゃないっていうのか!?
 はッ、それはお前らのような 召喚師がお得意の分野だろうが?
 素人のオレの考えだ 別に真に受けなくてもかまやしねぇよ・・・

人間じゃなかったら ガレアノはいったい 何者なんだ???

九話 まだ見ぬ故郷
 クソジジイがッ!!
 どういうつもりで あんなデタラメをアメルに吹き込みやがったんだ・・・
 落ちつけよ、リューグ それにまだデタラメと決まっちゃ・・・
 はッ!この状況を見て、まだそんなことが言えるってのか?
 つくづく、テメエも おめでたいヤツだぜ
 リューグっ!?
 バンッ
 くッ!
 あ・・・!?
 へッ・・・ キレイゴトだけを信じてちゃなァ・・・
 報われねぇんだよッ!
 ガッ
 ぐあっ!
 よォく おぼえとけ・・・!

それでも・・・ 俺は信じたいんだよ リューグ・・・!

十話 封印の森にて
 これで、完全に ジジイのウソが確定しちまったな
 ・・・・・・
 で、どうするよ? これから
 とりあえず、デグレアの動きを調べてみるつもりだよ
 そのうえで、あいつらの手が出せない場所に アメルを連れていく
 そんな場所があるとは 思えねえがな・・・
 最悪、作ってやるさ この俺の手で・・・!

たとえ黒騎士を倒したとしても それで終わりじゃないんだぞ リューグ・・・!?

十一話 処刑台の騎士
 結局、あの騎士も まんまとハメられたってワケだ
 あの野郎・・・ッ! つくづく、ムカつくようなことばかりしやがって!!
 でも、リューグ ビーニャが攻撃を始めたあの時・・・
 イオスたちは はっきりと命令違反だって叫んでたぜ?
 ハッ!そんなもの 事前に芝居を決めておきゃあ、どうとでもなるだろうがッ!?
 芝居・・・
 部下の暴走だってことにしちまえば、自分の名に泥をかぶる必要もねえ
 あの野郎の考えそうなことだぜ・・・

本当に、リューグが言うように 芝居だったんだろうか?

十二話 絶望の先へと
 リューグの予想してたとおり、ガレアノは生きてたな?
 はッ!別に当たったところで うれしくもありゃしねえ・・・
 やっかいな敵が増えただけだからな
 うん・・・
 連中がバケモノを 使って攻めてくるっていうのなら
 俺もそれなりの覚悟で 迎え撃ってやるさ
 召喚術なんかに頼らなくても、人間は鬼になれるんだ・・・
 それを、あいつらに思い知らせてやる この俺の手でなッ!
 リューグ・・・

本当にそれで いいんだろうか? 本当に・・・

第十三話 祭りの夜
 ハッ、祭りなんて ガキじゃあるまいし
 でも、リューグは こういう街の祭りって初めてなんだろう
 一度くらい、見といて損はないと思うけど?
 ・・・・・・
 アメルのことなら心配いらないって フォルテやケイナと先に出かけたよ
 ・・・稽古の相手だ
 は?
 打ち込み稽古の相手を 戻ってきてからやるって条件なら
 テメエにつきあってやるって言ってんだよ

 えいっ! って、あれ? またハズレた・・・
 なにやってんだよ テメエは
 うるさいなぁ こう見えて、なかなか難しいんだぞ 輪投げって・・・
 難しいとかいうより先に、すこしは上達してみせやがれ
 ぐぐぐ・・・ おじさん、もう一回!
 はい、毎度っ
 俺にも、一回分だ
 えっ?
 テメエに任せとくと 全財産すっちまいそうだからな・・・
 いいか、よく見とけ?
 ・・・!
 い、1発でとった!?
 手首を変にひねるから 明後日の方向に飛んでいっちまうんだ
 いいか・・・?

 ははは、リューグのおかげで大漁だよ
 しかし、輪投げが得意だなんて意外だよなあ
 別に・・・ 大したことじゃねえ
 村の子供はみんな 森の木で作られたオモチャで遊ぶんだ
 俺はたまたま、アレでよく遊んでた それだけのことだ
 へえ・・・

 ドォォン…

 ・・・敵かっ!?
 違うよ、リューグ ほら、花火だって
 花火・・・
 キレイだろ?
 ハッ、まぎらわしい音させやがって・・・
 てっきり、召喚術かと思ったじゃねぇか
 なあ、リューグ・・・
 いつも、そんなに張りつめてて、本当に疲れないのか?
 ・・・・・・
 見ていて心配なんだよ なんだか、今にも破裂しちゃいそうで
 余計なお世話だッ!
 ・・・・・・
 俺は、好きで こうして生きてきたんだ
 今さら・・・ 変えられるかよ・・・
 リューグ・・・
 さあ、お遊びの時間は終わりだぜ マグナ
 早いとこ戻って、稽古の相手をしてもらうからなっ!?

十四話 確かな想い
 アメルがアグラ爺さんの本当の孫娘じゃないってこと、リューグは知ってたのか?
 薄々とはな・・・
 もともと、ジジイの素性そのものが 得体がしれねえんだよ
 え?
 村の外から来たよそ者なのさ、あのジジイは
 俺らの親が、傷だらけだったアイツを山道で見つけて・・・
 この村で暮らせるよう 面倒を見たらしい
 その恩があったから 親をなくした俺たちを引き取ったんだろうな
 (そうだったのか・・・)
 他に俺が知っていることと言えば
 アイツが、かなりの武術の使い手だってことぐらいか
 !?
 俺らの親が死んだのは はぐれに襲われたせいなんだがよ
 そいつを倒したのが あのジジイだったんだ
 あの時のことは 今でもよく覚えてる
 子供心にも、アイツがただのジジイじゃねえって思ったぜ・・・
 それじゃあ リューグに斧の使い方を教えたのも?
 俺だけじゃねえよ バカ兄貴の使う槍も 自警団の連中も
 みんな、あのジジイが 教えたもんなのさ

やっぱり、じいさんは ただの木こりじゃ なかったんだ!?

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最終更新:21:57 2006/06/30




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