二十話 知の略奪者<情報:サモナイ2TOP

説教されてます。(何

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導きの公園
 マグナ


 アグラバイン

 リューグ

 アグラバイン
 リューグ

 アグラバイン
 リューグ
 アグラバイン

 リューグ
 アグラバイン
 リューグ

 アグラバイン

 リューグ
 アグラバイン

 リューグ
 アグラバイン

 リューグ
 アグラバイン


 リューグ

 マグナ


 (あそこにいるのは リューグと爺さんじゃないか?
  なんだか、リューグ 真剣な顔をしてるみたいだけど・・・)

 そうか・・・ あの威勢の良い娘に そんなことを言われておったとはな・・・
 ロッカにはこのことを 話したのか?
 ハッ、女に思いっきり負けたなんて、兄貴に言えるもんかよ・・・
 あんたに話すのだって 今まで、迷ってたくらいなんだからな
 話したということは 自分で答えを見つけることができぬと 認めたわけだな?
 ああ・・・ 悔しいが、どれだけ稽古をしても、俺にはわからねえんだよ
 俺に欠けてるもんが なんなのかがな・・・
 そうだろうて いくら修行を積んでも そればかりは見えてはこんだろうさ
 ・・・?
 なあ、リューグよ
 お前に欠けておるのは 技ではなく、心だ
 !?
 お前は、なんのために 強くなりたいと願う?
 アメルを守るためだ!
 黒騎士の野郎を倒して 村の連中の仇をとるためだッ!!
 だが、アメルがお前に守られる必要をなくしたならば、どうする?
 黒騎士を倒し、村の者の仇をとったとして その先のお前になにがあるのだ!?
 それは・・・っ
 リューグよ、お前は より強くなることだけを考え続けるあまりに
 等身大の自分を見ることを、忘れてしまってはおらぬか?
 ・・・・・・
 己を知ろうとせぬ者は いくら強くなろうとも 最後には、自分自身に負けることになる
 モーリンといったか あの娘は、そのことを お前に教えようとしたのではないのかな
 俺は・・・ オレは・・・っ!
 もうすでに、アメルは わしらに守られずとも 生きていける強さをもちはじめておる
 黒の旅団との戦いも やがて決着の時を迎えることになるだろう
 その時、おまえが空っぽになってしまう姿だけは、見たくはないものだ・・・
 師匠・・・・・

 (等身大の自分、か
  まだ、遅くはないはずだ 今からでも、きっと見つけられるはずだよ
  そうだろ・・・? リューグ・・・)

二十一話 メルギトスの嘲笑

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最終更新:21:54 2006/06/30




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